高齢者の約4人に1人は認知症患者!?ー地域で学ぶ、認知症講座
2018年6月18日月曜日
高齢者の約4人に1人は認知症患者!?
地域で学ぶ、認知症講座
認知症の人と、その家族、地域の住民が『認知症』という病気の理解を深め、
お互いに交流を深めることを目的とした講座が2018年7月11日(水)13時半から、
岐阜中津川ちこり村の大ホールにて行われます。
講座後には、認知症カフェ『あったカフェ』も開かれ、専門家を含め、相談し合いながら、
地域の人たちと交流を深められます。
認知症の人が地域住民と出会い、家族介護者の孤立を防ぎ、
地域住民は認知症の理解を深めることを目的として、今回、講演会をちこり村にて開催。
今回は一般の方も参加していただけるとなっており、認知症カフェは、
8月より同施設にて、毎月第4火曜日に定期的に開催する予定です。
認知症とは、生後一度正常に発達した種々の精神機能が慢性的に減退・消失することで、
日常生活・社会生活を営めない状態をいいます。
認知症は医学的にまだ診断が決められず、原因もはっきりしていません。
厚生労働省によると、2012年度の認知症患者は65歳以上の高齢者の約7人に1人と言われており、
認知症になる前の予備軍を合わせると、高齢者の約4人に1人は認知症と言われ、増加傾向です。
認知症の症状や進行は、個人によって異なりますが、親族が認知症で介護が必要となり、
肉体的、心理的な負担から、介護側がノイローゼや鬱になってしまうケースも少なくありません。
実際に介護をしている4人に1人は介護鬱を抱えていると言われています。
このような講演会や認知症カフェを、各地域や企業で開くことによって、
中津川市民が一丸となって認知症患者さんやそのご家族の
サポートをしていける街づくりができればと考えています。
認知症講演会 日時:7月11日(水) 13時半~14時半
場所:ちこり村(大ホール)
講師:中津川市健康福祉部高齢支援課 保健師 小川 智江 さん
ひだまり苑在宅介護支援センター 社会福祉士 今井一貴さん
講演内容:認知症について学ぶ(認知症とは、症状、接し方、予防について)
認知症カフェ 日時:7月11日(水) 14時半~
場所:ちこり村内レストラン バーバーズダイニング
費用:1人500円(ドリンク、デザート付き)
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