JAED主催『食と栄養から考える健康について』講演会

2018年9月23日日曜日

ちこり村大会議室にて

一般社団法人 日本摂食障害協会JAED主催

『食と栄養から考える健康について』が開催されました。

お一人目の講師は

政策研究大学院大学 保健管理センター

一般財団法人 日本摂食障害協会理事

鈴木 眞理先生

演題は『ホルモンから見た食と健康』

「寝る子は育つは本当か?」成長ホルモンのお話や

(日本人の睡眠時間の短さに注目)

(老化防止にも睡眠はかかせない)

女性ホルモン値と骨カルシウム量について

骨に必要なのカルシウムだけでなく

炭水化物や、たんぱく質、ビタミンK.ビタミンDや

紫外線も必要であること

女性ホルモンの減少により

エストロゲンの分泌も減り

女性の

骨折の可能性が高まることなどのお話が聞けました。

次に登壇したのは

サラダコスモで機能性表示食品の商品開発を担当する

研究開発部部長 中田光彦さんです。

生鮮野菜第一号となった

機能性表示食品の「大豆イソフラボン子大豆もやし」

について話をしました。

『知って得する野菜の栄養と機能』

機能性表示食品「大豆イソフラボン子大豆もやし」に含まれる

大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをし

骨の成分を維持する働きによって、

骨の健康に役立つことが報告されています。

他にもどんな野菜にどんな栄養素が含まれ

どんな機能性があるのかなどが

野菜の機能性について話がありました。

最後は一般財団法人 日本摂食障害協会参与

管理栄養士 浮田 千絵里さんです。

『美しく食べて痩せるコツ』

時間栄養学

野菜を先に食べる(ベジファースト)と血糖値の急激な上昇が抑えられること

過剰な低炭水化物ダイエットは死亡率を高める報告もあり

上手なタイミングで糖を摂取する必要があります。

朝食の有無や

1日の食事の間でのエネルギーや栄養の摂取割合や

睡眠時間などが肥満や健康などにも影響します。

摂取のタイミングや速度などが身体に与える生理学的な影響に着目した

時間栄養学という考え方が報告されました。


2018-10-02 | Posted in ちこり村No Comments » 

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