漬物大全―小泉武夫先生講演会
2015年3月14日(土)ちこり村にて
人気の小泉武夫先生の講演会が開催されました。
日本は漬物王国
たくわんだけでも80種類以上の種類がある。
中には、いわしを3年発酵させたものに大根をつけて、さらに2年発酵させたものや、
‘いしろ’というイカの内臓を発酵させたものを、ハケで大根に塗って火鉢であぶって食べる
‘べんづけ’というものもあるそうです。
小泉先生は、その美味しさに、思わず
たくわん一切れで、ご飯3杯はいけちゃうそうです。
そんないつも通りの小泉節!?で始まった漬物談義。
日本人の知恵と経験が詰まった発酵食品。
いろいろなタイプの漬物があります。
魚介類の漬物
日本には、魚介の漬物も多いそうです。ぶぐの卵巣のぬか漬けというものもあるそうですが、
ご存じの通り、ふぐの内臓は猛毒です。
3年かけて解毒発酵すると毒が抜けるそうです・・・・
なんと、先生は会場にふぐの卵巣のぬか漬け(3年漬けこみ抜毒済み)を持って来てくださっており、試食することに!
果たして毒は抜けているのか!?(ちょっと心配・・・)
そこは、発酵食品の権威小泉先生、まったくの要らぬ心配で、
一日経った現在でもピンピンしています(むしろ元気が増してます(笑))
余談・・・・健康のバロメーター
先生は、この講演会の前に、ちこり村バーバーズダイニングで食事をされたそうです。
その時食べた‘もやしの坦坦スープ’
もやしは、スープの塩気でギュッと小さくなるので、たくさん食べられる。
もやしは、食物繊維が多いので、たくさん食べるとたくさん大便が出る。
たくさん大便が出ると、腸内の環境が良くなり、
結果、免疫力が高くなる!そうです。
ちなみに(食事中の方は、スイマセン!)良い大便には4つの条件があるそうです。
その1. 手の親指より太ければ良い。
その2. みかん色が良い。
その3. あまりにおわないものが良い。
その4. 紙で拭かなくても良いくらい切れが良い。
以上4カ条だそうです。4つのうち3つ良しがあればOK!とおっしゃられていました。
OK!でない方は、‘もやしの坦坦スープ’おすすめだそうです。
今回も、他では聞けない、おもしろおかしくて、ためになる小泉先生の講演会でした。
☆-☆次回予告☆-☆
次回の小泉武夫先生の講演会は、
2015年12月19日土曜日『ぶっかけ飯の快感』の予定です。